“永山基準”に疑問の声 ココログニュース:@nifty
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いわゆる闇サイト殺人や秋田県連続児童殺害事件の判決が出され、このところメディアにもよく登場する“永山基準”に疑義の目が向けられている。
永山基準とは、1968年・盗んだ拳銃で次々と4人を殺害した永山則夫連続射殺事件の、繰り返し行われた裁判のなかで示された死刑適応基準のこと。以降の殺人事件で死刑かどうかを判断する場合には、強い影響を及ぼしているとされている。
アメリカに住んでいるブロガーは、永山基準を基にすると「『2名殺害では無期以下、3名で無期か死刑のギリギリ、4名以上で死刑』というのが昔から俗に言う『相場』」(『MADE IN JAPAN! in America』)と整理し「『永山基準』は、ずいぶん甘かった」(同条)と総括。しかし、秋田県連続児童殺害事件の畠山被告が死刑かというと疑問だという。
また、闇サイト殺人について語る別のブロガーからは「犯行の性質によって、刑罰は科せられるべきであり、(中略)いわゆる『永山基準』がおかしい」(『クルトンパパのいろいろ日記』)という声も上がっている。
実際の裁判でも永山基準に縛られない厳罰が下される傾向が見られるように、世論も永山基準はだんだんと“過去のもの”となりつつあるようだ。
(秋井貴彦)
>犯行の性質によって、刑罰は科せられるべき
ごもっともだと思いますが、内容や性質にこだわると裁判に関わる法曹関係者の負担が大きくなるので、形式的な処理に流れて来たのかもしれません。
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