遺族を癒し支える「グリーフケア」とは ココログニュース:@nifty
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「グリーフケア」という言葉をご存じだろうか。「グリーフ」は「悲嘆」を意味する英語。病気、事故、災害などで大切な人を失った人の悲嘆を受け止め、環境変化に対応していく過程を支援することをいう。欧米が先進地だが、日本でもここ数年、人間関係が希薄となった社会状況を背景に、その重要性が問われている。実際、大切な人との死別を受け入れられずに苦しみ、ケアを望む人々も増えているという。
ブログ『今日の「ひとりごと」』や『弟を亡くして』には、家族の死を経験し、そのつらさや悲しみから立ち直ろうともがきながら過ごす日々の思いがつづられる。悲嘆の状況は一人ひとり異なり、第三者が関わりを持つのは決して簡単なことではないだろう。しかし適切なケアによって元気を取り戻し、前を向いて歩き出せる人も少なくないと思われる。
国内でも、すでに医療・看護の現場や人の死と向き合う機会の多い葬儀、宗教関係者などの間で、グリーフケアへの積極的な取り組みが始まっている。また、この4月には兵庫県尼崎市に日本初の専門研究機関『日本グリーフケア研究所』(聖トマス大学内)が誕生、専門職としてのグリーフケア・ワーカーを育成する場としても期待が寄せられている。
まだ緒に就いたばかりの日本のグリーフケア。システムや制度を充実させることのみに終始するのではなく、遺族の思いに沿った本当に求められるケアが実現することを期待したい。
別の記事になりますが、後ほど言及したいと思います。自分でももがき続けてきたような大きなテーマです。
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